私だよ!
昨日の残業時間中に、父から電話がありました。
もしもしと電話に出る私に父が、間違えました!と言いました。
イラッとしつつも、私だよと言いました。
父はもう一度、すみません間違えました。
かけ直しますと言って、電話を切りました。
イラッとしつつ、父に電話をするも同時にかけているようで、繋がらない。
少しすると、また父から電話が来ました。
もしもしと出ると、また間違えましたと言う父。
またイラッとしつつ、私だよ!と言うと、えっ!?と言う父。
さっきの電話も今も私だよ!と言うと、そうかさっきの電話は旦那さんが出たのかーと言う父。
だから私だよ!とイライラしながら言うと、声が違うと言う父。
だから私だよ!
このやりとりで、なかなか本題に入らない。
常に酔っ払っているから、こうなるんだよね。
父との会話には、本当にイライラさせられます。
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2017年の4月に出会ったピコを我家の子として正式に迎えたのが、8月でした。
猫を飼ったことが無かったので、ネットで色々と検索しながら、猫のことを少しずつ勉強しました。
猫に必要なものを買い揃えて、病院でノミダニに効く薬をもらってきて、投与したりしました。
今思うと、健康診断を受けるべきでした。
たぶん出会った頃から、ピコの身体には異変があったと思います。
無知な私達は、何も気が付きませんでした。
ピコは見た目も元気だったので。
もっと早く気が付いていたら、ピコは今も私の家族として、側にいてくれたのでしょうか?
それともやはり亡くなる運命だったのでしょうか?
ピコがいなくなって、毎日生きるのがやっとだけど、今日も会社に行ってきます。
今日はピコの月命日です。
ピコに会えなくなって、今日で8ヶ月が過ぎました。
ピコがいなくなってから泣いてばかりいたから、長かったのかな?
それともあっという間だったのかな?
分からないけど、私は生きています。
ピコのいないこの世界で。
未だにピコに話しかけます。
未だに、ピコの名前を呼びます。
未だにピコの姿を探します。
でもピコは何処にもいないし、ピコの声も聞こえません。
ピコの声が聞こえたら良いのにね。
ピコの姿が見えたら、良いのにね。
ピコに私の声は聞こえていますか?
ピコに私は見えていますか?
私がいつまでも泣いているから、心配ですか?
もし心配なら、夢に出てきてほしい。
もう一度ピコを抱っこさせて。
そしてピコに有難うとごめんなさいを言わせて。
ピコ、元気ですか?
願いが叶うなら、もう一度会おうね。